Archive for 11月 12th, 2012

昔のお客さん

月曜日, 11月 12th, 2012


車を12ヶ月点検で預けて見てもらっている間に 緩くなってきた指輪を詰めてもらおうと、
バスで駅前に出て指輪を買ったお店に出向いた。
数年前から痩せはじめて ちょっと手を振った時とか、ポケットから財布を出す時とかに引っかかって
指輪がすり抜けて外れてしまうことが多くなってきてた。

「いらっしゃいませ」
貴金属店なんてめったに入らないから、お店に入ると店員さんの視線が痛い。

ざっと見回したところ、買った時の店員さんは見あたらなかったので
近くにいた店員さんに声をかけて詰めれるか聞いてみた。
立ち話で30秒ほどルーペで指輪を見ながら…
「コンビだと無理ですねー」(コンビってなんだ? サイズ変更できないとか聞いてない)

「いつ頃買いました?」(2004年です)

「あれ、ここの製品扱っていたかしら、うちで買ったものですか?」
「ねぇ、扱ってないわよね」と、隣にいた店員に話しかけていた。
あれは根拠のない同意を求めていたのだろうか。

ここまで聞いていてカチンときたので、
「○×さんから買いましたよ」
と伝えると、
「え、○×△ですか、すぐに呼びます。お掛けになってお待ちください。」から始まって、
おしぼりどうぞ、コーヒーどうぞ、お菓子まで出てきた。
なんだこれ(´ー`)

人の態度を見て笑うのは大変失礼だが、立ち話しただけで鼻で笑われて追い返されそうだったのが
買った人の名前を出したことで態度が急変したのは、正直なところそこまで変わるものかと驚いた。

購入時の伝票と写真から特定されて、買った時と同じように話が始まる。9年ほど前にも話が
うまいなーと思ったが、やはり今回もうまい。
くどくなく、押しつけがましくもなく、こちらが聞きたいこと、質問したいこと+αの情報を
聞く前に教えてくれる。
買った時の写真を見せてもらったが、パンパンに太ってる。

結局の所、
サイズが19号から14号に5号小さくなると、詰めるのは難しい。
プラチナとゴールド等、2種類の金属からできているの指輪は無理。
両方とも、なぜ無理なのかという理由も教えてくれた。

購入した指輪はすでにディスコン。型は残っているようなので、納期はかかるが取り寄せは可能。
今の指輪を下取りして、新品購入するという交換方法しかなさそうということも教えてもらった。
即決できる金額を超えていたので、いったん持ち帰る。

一期一会の接し方には注意したものだ改めて意識した。