育たず未熟な会社
2015/01/03最近自社を離れて仕事をしている。
そこに行くことになってからすでに数カ月経過しているが、その作業場所と自社を比べると自社の未熟さが気になっている。
いろいろお世話してもらった若い方に最近子供が生まれ、同じ仕事に携わる人たち有志の気持ちでお金を集めてお祝いを送っていた。
ここ数日でお返しの内祝いを頂いたのだが、いいなぁと思うことがいくつかあった。
まず自社では 最近 このような風習がない。似たような事は身の回りで聞かなくなったし、いつの間にか結婚している、子供ができているということが多い。
最近というからには昔があって、昔はあった。結婚祝いで飲みに行って、子供が生まれたら誰かが音頭をとってお祝いを送った。
昔は拠点のビル単位に同じ部所の仲間がいて、同じフロアはもちろん、ビル内にも知っている人が多かった。技術的に知らないことは「あいつに聞けばわかるかも」とか、紹介してもらってフロアを縦断して聞くことができた。「へぇーこんな人がいるんだ」と思うことも多かった。
最近は同じフロアでさえ違う部所の人がいて、違う部所ということは賞与の査定が別計算になり、社内でも張り合う相手になる。
単に中間管理職がそういう音頭を取る気がない、やりたくない、黙殺するタイプなのかもしれない。
もっと書くと、自社の技術者にはそもそもそういうケースがないのかもしれない。