Canon EOS630 カスタムファンクション(CF)の設定

2010/09/24

その昔T90を使っている頃、この630が出た辺から「欲しいな…」と思うカメラになってきた感じがしていた。それまでのEOS 650/620はフィルム給送が3コマ程度で、あまり食指がわかなかった。
中古になり値崩れして、ずいぶん昔に中古購入して防湿庫に入れっぱなしだった。
いい加減使ってみないと…と思って取り出してみると、いろいろわからないことが多い。
まずマニュアルモードに時に絞りの設定方法がわからなかった。EOS 5あたりは電子ダイアルが2個あったので、マニュアル撮影の時にシャッタースピードと絞りの設定が直感的に操作できたけど、なかなかそうもいかない。
左手の親指あたりに M の付いたボタンがあり、これを押している間に電子ダイヤルを回すと絞りを設定できた。
さらに親指AFができないと基本的にはAFは使えないと思っているので、カスタムファンクションの設定を…と思うとなかなか設定方法が出てこなかったので、メモしておく。

紺(フィルム給送)と黒(バッテリーチェック)を同時に押すと、フィルムカウンタが[ 1]になる。
これが、カスタムファンクションの1番で、カスタムファンクション設定に入った印。
電子ダイヤルでカスタムファンクションの1-7を選べる。親指部分の部分測光ボタン(右側の大きいボタンのほう)で、設定、非設定を変更できる(押すたびにトグル)。
デフォルト(下記の値左側)はバーなし、カスタム(右側)はバーあり。

ダイヤルを動かすか、部分測光ボタンを押さないと、5秒でカスタムファンクション設定モードを抜けてしまう。

設定できるのは次の1-7番。左側がデフォルト設定。
1:フィルムを最後まで撮影したら自動的に巻き 戻す/戻さない
2:巻き戻し完了時にフィルムの先端を 残す/残さない
3:フィルム感度の設定をDXでの読み取りをキャンセルして、マニュアルでセット できない/できる
4:部分測光ボタンをAFスタートボタンとして 使用しない/する。
5:マニュアル撮影時の絞りセットを電子ダイヤルの単独操作で 行わない/行う
6:手ブレ警告音を 鳴らす/鳴らさない
7:USMレンズ使用時に、AF合焦後にフォーカスモードの切り替え無しで電子リングによるマニュアルフォーカスを 行わない/行う

4(親指AFができる)、7(AF後のMF)あたりを変更しておくと便利。


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紺(フィルム給送)と黒(バッテリーチェック)ボタン。


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カスタムファンクションの設定に入った直後。


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カスタムファンクション4(部分測光ボタンをAFスタートボタンとしてする)をONにした状態。

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