モノクローム

2007/04/09

この画像はデジタルカメラで撮影したものを単純にLightRoomを使って白黒に落としただけのもの。
手抜きといえば手抜きだが、ISO400のデジタルノイズの多さを逆手にとって、ざらついた印画紙に焼き付けた写真(のような画像)が撮れないかとちょっと考えていた。
中学高校と写真部なるものに足を突っ込み、日がな現像液と定着液のにおいの漂う暗室に入り浸っていたこともあった。カラーのネガから作るモノクロプリントは粒子が粗く、FUJIFILMのネオパンSSやらネオパン400 PRESTOをよく使っていた。あのころはカラーで撮るか、白黒で撮るか悩んだ事もあったが、今はポジで撮るかデジで撮るかで悩んでいる。
とはいえ、当時は白黒、今はデジとほぼ答えは決まっているようなもの。

ISO400に感度設定したデジタルカメラで画像を作り出しても、ざらついた粒子に見える点の集まりは丸い粒子ではなくなく角張ったドットの集まりである。それでも、カラーには無いもの、カラーだとイヤだなと思う画像のざらつきが白黒にすると許せてしまう。昔、モノクロプリントをやっていたから?
そして、ポジとデジならデジだと言っているにもかかわらず、冷蔵庫にはISO50のベルビアのストックが。



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