育児のための残業(所定外労働)免除を申請していた

2021/03/19

これも2016年頃の前職でのお話。

2015年の春先から残業時間が月によって40時間を超えるようになり、夏には残業時間を減らせるように体制を考えてもらえないかと話を出したが、「まずは自分で工夫しろ」と、いつもの通り具体的な動きは何もなし。

体制はプロパー1名とBPさん3名でどう工夫するのかと言いたいところだったが、報告系を除いて製造と試験はBPさんだけでも回るように仕組みを変えた。
2015年冬の評価が標準を下回ったこともあり、表記の「育児のための所定外労働免除」を申請しないと子どもとの時間が仕事に阻害されて取れないと判断。この時、2015年4月からの平均残業時間は30時間になっていて、帰宅すると子供はすでに寝ている状態で、平日はほとんど子供の相手ができなかった。
2015年12月の半ばに2月から適用されるように申請、直後に口頭で3月からにできないかと打診されたので理由を聞いたところ特になし。ただの時間稼ぎと判断して後ろにずらすことはできない(子が3歳に達してしまう)と答えて拒否した。

結局のところ、会社が用意したこの規定はまるで役に立たなかった。
適用すると現場が困る規定は、組織が大きいとまるで効果がない。

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