Raspberry Piを動かす電源(その2)

2014/03/17

Raspberry Piにぶら下がるカメラとGPSをUSBハブに移してセルフパワーで給電、キーボードマウスのドングルとUSBハブを接続すると、コンスタントに0.4A以下で安定動作する。ここから先はこの状態で使用。
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ビクターアドバンストメディア BE-LP8500(BE-LP8500B)
あまり見かけないのでAmazonで買ってみた。4,000円弱。
充電中も給電可能が取扱説明書に書かれ、日本製かな? というところに惹かれて買ったが、同じような形で色違いがAmazonの並びで1,000円程度安く売っていた。同じものがどうかは不明。手元に届いたものはMADE IN CHINA、会社はあの ビクター となにかしら関係があるらしい。
日本製かも? というところで興味が出てポチる以外は特に惹かれるところはない。
充電しながら給電できるのが売りだが、給電を受けるmicroUSBのコネクタと2A出力できるUSB-Bの口が近すぎて干渉する。3A出力できるACアダプタから給電すると、1.01から1.04Aで充電しているので、2Aで出力しながらだと間に合わないから、、、という心遣いだろうか。しかし、ただの設計ミスのように思える。
給電用のスイッチなどは特に用意されてなくUSBを差せば給電開始。タッチセンサーがあり、押せば残量がわかる。Raspberry Piに給電させると起動時の虹色のパタンが出たあと、Raspbianだと「F1押すとリカバリするぞ」の絵が出ない画面が白い状態でブチっと再起動がかかる。(10回以上) その後気がつくとRaspbianのブートシーケンスが始まっていて、ここまで来るとブチ切れはなくなった。
明示的に給電スイッチがないから、USB差した直後は安定していないのだろうか。UPS代わりとかはちょっと難しいかも。

最初が安定しないならなにか安定させればうまくいくかもしれないと思い、EtherハブやらLEDのライトを挿しておけば起動するようだ。ただ、上にも書いたとおり、2.0Aの方にUSBを挿しておくとマイクロUSBのコネクタに干渉する。
転がっていた90度曲がるmini-microコネクタだったらなんとか刺さったけど効率悪そう。
いろいろ試してみると、充電中であればRaspberryPiのみでもうまく起動することがわかった。ただし、充電中タッチ部分に触ると給電が止まるのか、RaspberryPiが落ちてしまう。
起動さえしてしまえば給電しながら充電できているようで、24時間経過しても充電中の点滅が続いている。熱もあまり持たずに順調に見える。バッテリーにはあまり良くなさそうだが、そもそも想定外の使い方なので仕方がない。
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SANYO KBC-L2Bの充電
USB-miniBで充電してみると、1A程度で充電しているのかと思いきや0.3〜0.45A程度でちまちま充電している(3A出力できるAC-USB変換から)。これでRaspberry Piが0.7A持って行っているのであれば充電が追いつかないのもわかる。カメラ、GPSをUSBハブに逃がすとギリギリ追いつくと思われる。
製品付属のACアダプタは5V1A出力のものだが、USBで充電するよりも余裕があるのだろうか。
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