Ubuntu10.04 カーネルアップデート
2012/09/12まさか自宅で使うPCのkernelのバージョンを上げるとは思ってもいなかった。というか、kernelのバージョン気にしてPCを使うとは考えていなかったのでメモで残す。
SSDを使い始めて、trimコマンドが微妙に気になったので調べてみた。Windows7はtrimコマンドが使えるらしいが、Ubuntuはどの辺から使えるのだろうかと。
自宅ではほとんど10.04を使っている。(一部まだ10.10とか)
録画PCに使っていたD525MWにSSDを使っていたら、半年くらいでSSDに読み書きできなくなり、HDDに変更したことがある。
使えなくなったSSDは取り外して別PCでフォーマット後使えるようになっているが、四六時中上げっぱなしにしているPCにはSSDを使わなくなった。
ぐぐって調べると、trimコマンドはkernel2.6.33以降で使えるらしい。Ubuntu10.04のPCでuname -aを見てみると、2.6.32とかでギリギリダメ。
自分でmakeするほど頑張りたくないので、aptで配布されていないのかと「linux-image」で検索してみても出てこない。が、別のPCだと出てきた。
よくわからないが、10.04Server版を入れていると一覧に出る。desktop版をインストールしたUbuntuでは出てこない。
よくみると、64bitだけでなく32bit版もある。これをダウンロードして、dpkgでインストールすればダメな場合は依存関係などでエラーが出るはずと、軽いノリ。
ThinkPad X40のXPを削除してUbuntuに入れ替えたばかりだったので、影響少ないこのPCで試す。このSSDはtrim対応ではないはずだが、まぁいい。
apt-get -d install linux-image-2.6.35-32-generic-pae
debファイルは/var/cache/aptの中にダウンロードされる。
scpで入れ替えるPCにコピーして、
dpkg-i linux-image-2.6.35-32-generic-pae
でインストール完了。
grubは見てないけど書き変わっているでしょう。
再起動してuname -aで2.6.35-32を確認。
Xのドライバがどうのでローグラフィックスモードで動いていると言われたが、ボタンの中にconfを再度作らる的なものがあり、これを選択すればOKだった。
NEWS使っていた頃と比べると夢のようだ。
aptで探してくればkernelの入れ替えもdpkgでできるのがわかったのが収穫。